CPUシェア、インテル復活

2022年03月24日

パソコンの頭脳を担うCPUの国内小売市場で、インテル製が販売シェアを伸ばしているのだそうで、直近で約8割まで上昇したのだそうです。

どうやら最新モデルの性能の高さが自作PCファンらに評価されて、販売が好調のようで、競合となるAMD製は世界的な半導体不足により製品の値上がりを招き、割安感が後退し、シェアを落としたようですね。

CORE

復活を後押ししたのが、2021年発売の最新CPU「第12世代コアプロセッサー」で、処理速度を高める「パフォーマンスコア(Pコア)」と電力効率を高める「高効率コア(Eコア)」を組み合わせたハイブリッド設計となっているこのプロセッサーは、高速で処理をしながら消費電力を抑えるという両面を持ち合わせています。

5年ほど前に遡ると、CPU市場はインテル1強時代が続いていたのですが、その後AMDに追い上げられて、その理由というのが半導体の回路線幅が10ナノ(ナノは10億分の1)メートルプロセスの立ち上げの失敗が大きく10ナノの壁を乗り越えるのに数年かかっていました。

そのかたわらAMDは台湾積体電路製造(TSMC)への生産委託に切り替え、TSMCの生産技術を生かし回路を微細化し、「Ryzen(ライゼン)」シリーズが躍進を遂げたのですが、どうやらインテルのシェアが回復したのは、AMDの値上げも大きく、自作PCに使う売れ筋のAMD製CPU「Ryzen5 3600」は3月上旬で2万7000円前後となり、21年に入り2回ほど値上がりし5000円ほど高くなったのだとか。

なんでも1年前に比べて約3割ほど高くなっているようで、同じ性能のインテルCPUと比較するとその価格差は1万円ほどにもなるのだとか。

まぁ、そうなると安いインテル製にして、他の部品にお金をかけたくもなりますよね。



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Posted by 株式会社プライムネットワーク at 13:45│Comments(0)ITニュース
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